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【今週の宿題】芥子の種

カテゴリー:集団授業 宿題

(ヤグルマギクは、埋葬の習慣を始めたネアンデルタール人の墓に加えて、ツタンカーメン王の墓からも花粉が見つかっている、古くから人に愛された花です。)

こんにちは、スカラーの笠嶋です。

少しずつ過ごしやすい気温になってきましたが、不安定な天候が続いております。体調にはお気をつけ下さい。




さて、以前の私のブログにて、大学の恩師について書いたことがありましたが、先日、その先生と有志の方々とで催された読書会にお誘い頂いたので、ありがたくお邪魔して来ました。

ミュリエル・スパークというスコットランド生まれの作家による短編を、各々の担当個所を決めて和訳を制作するという内容でしたが、日本から見て地球の裏側で生活されているような方も参加されていて、やはりインターネットは便利だなと感じました。




私が和訳を担当したのは、セラフィム(熾天使)という天使の外見が細かく描写されている箇所で、これがなかなか骨が折れました。先生はいささか意地悪なところがありますので、久々に参加する私に面倒な箇所を任せようというわけです。しかし、何とかめげずに訳を作り上げることができました。




『ヨハネの黙示録』を読んでセラフィムについてのぼんやりとしたイメージを持っていましたが、改めてその容姿を想像すると、何とも奇妙な印象を覚えます。そもそも『黙示録』には、ついぎょっとしてしまうような外見の生き物がいくらか登場するので、私も初めて読んだときには、少しばかり寒気を催したのを覚えています。




キリスト教は、今でこそ西洋諸国をはじめとする多くの場所で主要な文化的背景となっていますが、その当初にたび重なる激しい迫害を受けてきた宗教でもあります。

そのような中で徐々に形成された世界観や終末観は、やはりそのような過酷な歴史を通じて徐々にこしらえられていったのだなと読む人に感じさせる、一種の「凄味」があります。




何といっても、現代の主要国家(と、敢えて書きます)の多くがその根幹にキリスト教を備えていることを考えると、当世における様々な機構や思想にキリスト教的精神を想起させるようなものが多く見受けられるのも頷けます。




みなさんも、興味があれば一度読んでみて下さい。あるいは、セラフィムを画像検索してみて下さい(?)。

もしかしたら、私たちの生活の何気ない営みに関する新しい気づきが得られるかもしれません。





中学生のみなさんは、試験お疲れ様でした。『徒然草』に『おくのほそ道』、めちゃんこ面白かったですね。










それでは、以下が今週の宿題になります。




9/21/(月)

中3国語α : 学校ワーク復習 

中3国語β:必修テキスト③ 『奥の細道』仕上げ問題をもう一回

中3社会(五中) : プリント残り(自分で埋める)

中3社会β:Keyワーク公民 確認問題、類題演習をもう一回

中3理科(五中):Keyワーク③ 単元8

中3理科(一中):テスト範囲分プリント

中2数学α:Keyワーク② p.54,55,72,73

中2数学β:テスト範囲分プリント

中2国語 : 必修テキスト p.66 - 69, 73




9/22(火)

中3数学α:プリントの問題(3)、学校のワーク、Keyワーク

中3数学γ:Keyワーク③ (一中五中)グラフ、(三中)平方根

中3英語演習α:L3の暗記、読解練習

中3英語五中:教科書Lesson3暗記、基本表現暗記




9/23(水)

中2英語β:今日の復習

中1理科:本日の復習

中1社会:テスト対策プリント残り、まとめ演習プリント

小6英語:ライティングノート p.36

小5算数:WinPass小5 p.76,77

小5国語 : プリント確認問題、作文1枚




9/24(木)

小6国語 : 作文1枚

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