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【今週の宿題】岩躑躅 染むる涙や ほととぎ朱

カテゴリー:集団授業 宿題

こんにちは、岡村です。

この頃は暑くなったり、寒くなったり、梅雨のようにジメジメしたり… 少々過ごしにくい日が続きますね。

新学期を迎えた学生のみなさんは余計に疲れが溜まっているかもしれません。

学生のみなさんは五月病にならないよう、ゴールデンウイークはしっかり休養をとって定期テストに備えましょう!




さて、今回のタイトルは、若き日の松尾芭蕉がある花の赤さをホトトギスになぞらえて歌った句です。
(ホトトギスは赤い鳥ではありませんが、口の中が赤いことから当時赤い血を吐いて死ぬと言われていたらしいです。)


ホトトギスと赤色(朱)を重ねて「ほととぎ朱」と歌うところには、芭蕉の洒落っ気がよく表れています。


ある花というのは、上の句の「岩躑躅」がその花なのですが、なんと読むかわかりますか?


3つヒントを出しますので、是非考えてみてください!








ヒント1:今が見頃の可愛い花です。










ヒント2:花びらがつながっている合弁花として、中学理科にも登場します。











ヒント3:実物の写真をどうぞ!















答えは「イワツツジ」でした!


「躑躅」で「ツツジ」と読むのですね。





写真の躑躅(ツツジ)は、岡村の出身地である兵庫県西宮市にある廣田神社の境内で咲き頃を迎えたものです。
(ちなみに西宮という地名は、この廣田神社の別名から起こりました。さらにちなむと写真は実家の母が撮影したものです。)


桜ももちろん美しいですが、ツツジの慎ましい色合いもなんだかはかなげで岡村は好きです。


ツツジ鑑賞に興じるゴールデンウイーク、というのもなかなかオツではないでしょうか!?









最後に少し、ツツジの漢字「躑躅」について。

これは中国での名前から来ていて、音読みでは「テキチョク」と読みます。

「躑」と「躅」はそれぞれ「立ち止まる、ためらう」「足踏みする」という意味で、この2字をつなげた「躑躅」も本来は「足踏みする、ためらう」の意味です。

それがなぜ、ツツジの花を表すようになったのか?

一説によると、ツツジは種類によって葉に毒があるらしく、ツツジの葉を食べた羊がその場で足踏みして倒れたことに由来するらしいです。





あんな可憐なツツジの花に、こんな恐ろしいいわれがあるとは… 驚きですね。






それでは、以下が今週の集団授業の宿題です。
ゆっくり羽を伸ばしつつ、頭がなまりすぎないように宿題もしっかりやりましょうね!

4/25(月)
中2国語:漢字トレーニング4級その1 p.107-108(1)-(36)<次回テスト>、WinPass② p.22-25残り
中2理科:GW課題プリント
中2社会:Winpass(歴史) p.68 - 71

4/26(火)
中3数学α:p.101-12, p.102-21, p.103-22, p.104-26
中3数学β:WinPass③ p.51
中3数学γ:WinPass③ p.34大問3-5、p.46大問1-4
中3英語α:読解問題1題(次回丸つけ)、単語の勉強(予定表を参照)

4/27(水)
中2英語α:WinPass② p.26-27, 34-35、単語帳 p.74, 76<次回テスト>
中2英語β:プリント残り(時制の総整理), 単語テストの勉強

4/28(木)
中3英語α:関係代名詞練習プリント、単語の勉強(予定表参照)
中3数学α:実力練成テキスト p.29, 44, 56, 63, (80, 81,) 91, 106, 107
中3数学β:計算練習プリント
中3数学γ:GW課題プリント

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